1949-07-07 第5回国会 衆議院 法務委員会 第32号
○花村委員長 そこで國会で証人として出頭した者に対して、その供述内容を上司が報告しろと言うようなことは、少くとも國会における証人が自由に証言ができぬ、ことに本件のごとく、檢察廳内あるいは警察署内におけるありのままの姿を供述し、もつて粛正をせねばならぬというような事案に対して、そういう方途を講ぜられることは、少くとも國会における証人の供述に対する眞実性を失うというようなことに相なるのではないだろうかと
○花村委員長 そこで國会で証人として出頭した者に対して、その供述内容を上司が報告しろと言うようなことは、少くとも國会における証人が自由に証言ができぬ、ことに本件のごとく、檢察廳内あるいは警察署内におけるありのままの姿を供述し、もつて粛正をせねばならぬというような事案に対して、そういう方途を講ぜられることは、少くとも國会における証人の供述に対する眞実性を失うというようなことに相なるのではないだろうかと
そうするとそういうものを集計した統計表というものは実際十が正しいものとすれば六ぐらいの眞実性しか持つていない。そういうものを基礎としていろいろな議論が今行われている。このもう一つの例は法人税の見込みでもこれは非常に杜撰なものであります。大藏省の方では、二十四年の法人税收が大体この前決つた予算面の大方倍ぐらいは取れるという予想を立てております。
三、從來統計法施行令第八條、第九條及び第十條で規定いたしておりましたところの、統計官及び統計主事の資格に関する規定は、指定統計の眞実性を確保する上で重要と思われますので、これを法律化いたしまして、第十條に規定いたし、これに付随しまして、資格要件の認定について一部分の改正を行いました。
もし新聞の報道を國会において問題にすることができないということであるならば、過日の吉田内閣総理大臣が民主自由党の幹部会において、祕密会か何かであつたと思うが、例のマ元帥と会談した場合の解散問題、あるいはホイツトニー氏らの言うことばかりが眞実性があるとか、こういつたような記事が、吉田首相の民自党役員会の祕密会の発言として第一新聞に傳えられた。
政府の理由といたしましては「計理を公正にし、財務書類の眞実性を確保すること等により、経済の民主的、且つ合理的な基礎を確立するため、」云々。こういうふうになつているわけであります。從つてこの公正を期するためには当然その人格も必要なる條件、こういうことになつて來ると思うのでありますが、唯、今までやつておつたから技能が十分であるという意味においてかように改正されたのはどういう理由によるか。
この敗戰日本の困難なる再建途上におきまして、國民に一種の弛みを見せるがごとき甘つたるい放漫政策、施政方針に高度の眞実性と、國民に反省を求め自粛自戒せしめる高き指導性の見えなかつたことも亦当然と思われるのであります。
議院証人の偽証罪は憲法第六十二條に基く議院の國政調査を完全に施行せんとして設けられたもので、國会における証人の証言の眞実性を裁判所におけるそれと同一程度に構威あらしめるために、その刑も刑法偽証罪と同じものとした。 元來刑法偽証罪の本質は裁判事務を妨害する行爲の一種であり、國家の権力作用に対する犯罪であつて、実質的な犯罪の部類に属し、いわゆる法定犯ではない。
○政府委員(鳥居博君) 第四條の第二項は公安を害する者を含まない、こう申しましたのは、第四條そのものはニユース記事の眞実性を守らせるという一つの道義規定でございまして、公安という廣い用語を使いましても解釈にそう大きな支障は來たさないと思うのです。
企業の経理が複雑となつて、財務書類が企業と投資者との間を結ぶ殆んど唯一の繋がりとなつておりまする今日におきまして、企業の経理を公正にして、財務書類の眞実性を確保しますることは、民主的且つ合理的な経済の基礎を確立するために欠くことのできないことであるのであります。
本案は、経済民主化と外資導入という、終戰後わが國経済の二大要請に應じまして、企業における経理の公正化をはかり、財務書類の眞実性を確保するために、会計に関する監査、証明を業とする公認会計士を設けようとするものでありまして、このため公認会計士の資格、権利、義務、監督機関たる会計士管理委員会の設置、計理士の廃止等について、規定されているのであります。
企業の経理が複雑となり、財務書類が企業と投資者との間を結ぶ殆んど唯一の繋がりとなつております今日、企業の経理を公正にし、財務書類の眞実性を確保いたしますことは、民主的且つ合理的な経済の基礎を確立するために欠くことのできない要請であり、殊に今後我が國が民間外資の導入を図ります場合に、このことが必須の前提條件となつて参るのであります。
企業の経理が複雜となり、財務書類が企業と投資者との間を結ぶほとんど唯一のつながりとなつております今日、企業の経理を公正にし、財務書類の眞実性を確保することは、民主的かつ合理的な経済の基礎を確立するために欠くことのできない要請であり、殊に今後わが國が民間外資の導入をはかります場合に、このことが必須の前提條件となつてまいるのであります。
事実を断定しているような形では話われてはおりませんけれども、しかし読者に與える印象は、中央公論がこれを掲載しているということによつて、本当の眞実性を読者に與える。
○上林山委員 そういうような答弁を中心にして私が質疑を試みることは、あまりにも審議の眞実性を無視するような氣持がするのでありますが、このことについて明確に御答弁になつた方が、せいせいするのじやないか。右なり、左なり、その方向をはつきりと言明されることが、私は國政を明朗にする意味から、非常にいいのじやないかと考える。
尚世耕問題の取調の内容はまだ発表することはできないと仰せになりますれば、甚だ遺憾でございまするが、私共はその眞相がどの辺まで眞実性があるかということも承りたいと存じたのでございますが、いや、私ではございません、國民が一日も早く、その眞実性がどの辺まであるかということを知りたがつておるので、ここで承知いたしたいと存じたのでございますが、お取調の壮況がそこまでまだ行つていないということでございまするので
もちろん、わずか二十数日かかつて、安本の一役人が書いたと傳えられているところの一種の文書であつてみれば、本報告書の根本をなすところの統計ないしは資料が杜撰であるのも、またやむを得ないではないかというようなことを、もし言うものがあるとするならば、それでは本報告書の眞実性というものは、割引して考えなければならぬということになるのであります。
政府としても、その責任を痛感せられ、日夜苦心しておられるものと深く察し、片山内閣のすでに発表せる挙國一致、四党協定政策の根本趣旨に賛意を表し、その態度の眞実性に対しては、特に共感するものであります。しかしながら、政治は高邁なる理念をもつとともに、そのときどきに應じた具体案と実行力と実行の速度にあると信ずるものであります。